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今でしょ!ってなんだ?

先週末、 長崎に小中学校の友達と行ってきました。

というものの何もすることがなく、町の外れのさびれた集落での一枚

そして最後に中華街での一枚

このままではいかんせんあまりにも内容が薄すぎるので

こいつ話下手なんじゃ、、、と思われておかしくない

よって卒業研究を始めたばかりの私に非常にマッチしているネタ

ということで私が高校3年生の時に通っていた

「今でしょ!」で現在有名なかの東進衛星予備校での話をしよう、、、

当時の私は「今でしょ!」というような流行語に流されたわけでもなく、ただひたすらに大学受験を目指し日々勉学にいそしむために入校した普通の高校生であった。

この膨大な授業料という支出を嫌な顔一つせずしてくれた親には感謝している。

今や規模は全国で一番の大きさである東進衛星予備校

その中には

過去問研究部

センター研究部

記述問題研究部

リスニング対策部から

高速マスター総括部まで…

数多く全国レベルの部門があるという…。

その中でも一部の職員・生徒の間でのみ、まことしやかに噂されている

東進 お茶研究部


…その存在をあなたはご存じだろうか。

そんな想像上の部門と思われていた東進お茶研究部から、部活を卒業し終えたばかりの私はある日勧誘を受けた。

私は空想の産物に過ぎないと思っていたその団体を俄かには信じられなかったが、一応入部に同意した。

先日サッカー部を引退したばかりである身に、今度はお茶研究かやれやれと、ひとりゴツしたがその活動内容はいたってシンプル。

お茶を研究し、全国お茶研究部の部会で発表するものだ。

さて今から、そんな私が書いた

大学受験をわすれてしまう程、全てをお茶に捧げし命懸けの調査結果と報告書を見て頂きたい…。

ニッポン茶茶茶

折尾駅前校 加治屋大空

其ノ壱

お茶との出会い

私がお茶と出会ったのは、部活引退後、ジュースを毎日飲んでいてはいずれ身体に影響が出る という見解に達した為だ。

お茶はお茶でもリプトンなどの邪道なお茶は例外だが、基本的にお茶は0カロリーが多いのである。運動をあまりしない私達にとってお茶は好ましい、いやむしろ必然的なものかもしれない。

其ノ弐

個人的主観によるお茶表彰

『ウマ茶』部門第一位

綾鷹

綾鷹はその濁りに含まれるウマ味を特長とするお茶だ。

値段の割に内容量も多く、

安い・旨い・いやらしい

の三冠を勝ち得た、完成度の高いお茶だと言っていいだろう。

その濁り―――お茶の葉本来の旨味を余すことなく含ませた証拠――の為、世界初、お茶に

『よく振ってお飲み下さい』

の新境地を与えてくれた功績も称賛に値する。

『ヘルシー茶』部門第一位

からだ巡り茶

名前からして完全にトクホ並だろって印象をうける からだ巡り茶。

細身のボディからするとお得ではないようだが、なるほど原材料の多様性が魅力的だ。

かの、先代ヘルシー茶部門王者『爽健美茶』の10年連覇をギリギリで防いだのは、先代王者に負けず劣らずのその原材料のバラエティーだろう。

ミカンの皮やクコの実など、庶民にはその効能が到底分からない漢方っぽい材料を片っ端からブチ込むという戦法は先代王者と同じではあるが、

その原材料の実物をパッケージに載せることによって、消費者の信頼を得、人気を獲得した。

しかしこの度、私が精密な調査の果てに判明したことがある。

含まれる原材料をパッケージに実物とその下の名前と共に表示し、どれがどんな物なのかが確認できるが、その中に思わず

『きも』

と言ってしまった写真があった。黒くてウネウネしたそれはあたかもミミズのような形相で、何だこいつぁ!と思い名前を見ようにも、印刷の関係上か、ギリギリ見えないのだ。

これは仕方ない事なのか、はたまた意図されたものなのか…。そこに書かれた名前が『MIMIZU』であるならば…。お茶研究部本部の協力をただ今要請中である。

原材料偽造の疑いや、具体的に何が『からだを巡る』のかなど、不可解な点の多いながらも第一位のからだ巡り茶。来年は爽健美茶も黙ってはいないだろう。今後が楽しみである。

『エコ茶』部門第一位

伊衛門 濃いめ

最も経済的でお得なのがこの伊衛門 濃いめ ではなかろうか。

内容量、値段は他と変わらないのに、なぜ?

と思う方もいるだろうが、私が考え得る最も経済的な飲み方は

「伊衛門濃いめ」を薄める


というものだ。正直そのまんまではカルピス原液にはボロ負けする位の濃ゆさだ。

そこで少し飲んで食事室の飲料水で薄めて飲めば、100mlあたりの値段は15円をきるという、『家でお母さんが作る麦茶』に匹敵する安さを実現した。

また、伊衛門では4枚集めて応募すると抽選で

『氷だし茶一式』

が当たるキャンペーン中だ。

「氷だし」と言ういかにも涼しげで夏に飲みたいNo.1の名を背負いながら、抽選に当たって家に届くのは恐らく秋口という何とも斬新な一式である

以上が私の研究の成果である。

今後も新しいお茶の研究や調査に、お茶研究部の一員として全力を注いで行きたい。

この九州大学にも東進衛星予備校 お茶研究部 出身のものも少なからずいるだろうが

まだ勧誘を受けたことのないあなたも頑張ってお茶を研究していれば、ちまたで噂の

『お茶研究部』

から勧誘をうけるかもしれない

以上が暇人カジヤの日記である

信じるか信じないかはあなた次第(゜_゜)

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