こちらはただいまお昼の12時半です。
いつもならヒルナンデスをみてるころなのに、なんだか変な感じです。
というわけで、ぼくは今パリにいます。
もう一度言いましょう。
ぼくは今パリにいます。
もう一度くらい言いましょうか?
ぼくは今 【パリ】 にいます。
なんやかんやで来てしまいました。パリ。
いろいろ日本と違いすぎて、カルチャーショックをうけています。というより、軽いホームシックです。
というわけで、今回なぜブログを更新しているのかというと、出発前にわれらが藤田先生からある指令をうけていたからです。
つまりはその報告です。
それはさかのぼること、およそ2週間前。。。8月の29日の夕方ごろでした。
いきなり先生からボクのケータイにメールがきました。
タイトルを見ると《重要な伝達事項》と書いてありました。
これはなにかとても重要なことを言われるのだろうと思い、僕は身構えていました。
もしやボクはなにかやらかしてしまったのではなかろうかなどと、何もしていないにもかかわらず、見えない何かにおびえていたのですが、メールの内容をみて衝撃をうけました。
「極めて重要なことを言うのを忘れていました。
フランスは9月からムール貝のシーズンなのです。
バケツいっぱいのムール貝の白ワイン蒸しを食べてくることを推奨します。じゅる(^p^)」
ぼくは本当に藤田研にはいってよかったなと感じました。
このメールを受けたときから、ぼくのフランス行きの目的のなかにこの「ムールさんとの対決」が追加されたのです。
そして先日、その運命のときが来ました。
バスティーユの近くのレストランの前に、ムールさんらしきものがうつった看板がおいてありました。
ボクはためらうことなくそのお店に入りました。
席に着き、分からない言語でなんとかムールさんらしきものを注文することに成功しました。
それがこちらです。
みなさんにはこれがいったいいくつあるかわかりますか??
数えていませんが、ざっと50~60こくらいはあったのではないでしょうか。
これほどの大量の貝を一度に食した経験は、この23年間では一度もありません。
さすがにこの量には驚きます。
しかし、そこは意を決して食べ始めることにしました。
お味はとても食べやすく、全体的に味の濃いフランスの食べ物に比べて、あっさりとしていて、ほいほい胃の中へと入っていきました。
しかし、その状態が続いたのはものの15分ほどです。
ひとこと言うとするならば、多い。
ひたすらムールムールムール。。。
この量は食っても食っても。。。という感じで、開始30分ほどでこの量です。
この時点で、一生分のムール貝を食った気持ちでした。
そのごおよそ30分。。。
そろそろゴールが見え始めたのではないでしょうか??
店員の「早く食べ終わってくれよ。。。」オーラに耐えつつ、ひたすらフォークをとめることなく、そのおよそ30分後。。。
みごと間食しました。
もう来世でもムールさんに会う必要もないほど、たらふくいただきました。
フランス人は、こんなにも一度で食べるのでしょうか??
いつかこの世からムール貝が消える日がきたとしたら、それは確実にフランス人の乱獲によるものだとボクは胸をはって言います。
というわけで、ぼくのフランスでの特大のミッション《ムールさんとの対決》は、これにて終了です。
次会うときは、もう少し手加減して欲しいものです。
ではまた。
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