朝夜は肌寒い季節になってきましたね
先日は対馬で合同ゼミ、石屋根調査がありました
17~19日で合同ゼミでしたが、初日は朝から豪雨で少し傘差して歩いただけでびしょ濡れになりました.
豪雨の為、予定していたシーカヤックは中止となり、対馬での楽しみが一つ失われてしまいました.
合同ゼミでは九州工業大学、広島工業大学、鳥取大学、徳島大学の景観生態学系の研究室が集まり総勢52名が参加しました.
研究室によって研究内容はもちろん、メンバーの個性や、学生の人数、学年構成などが異なり、普段研究室内だけに居ては気付くことのできないことに気付くことができました.
一日目の座学、二日目の舟志集落にある小屋群の見学と龍良山の登山を通して、対馬の生態系や文化を学び、最終日にディベートを行いました.
短い時間の中でグループ全員が意見を出し合い、考えを纏めるのはバタバタではありましたが、とても勉強になりました.

区長さんにお話を頂き、実際に小屋の中も見学させてもらいました.

合同ゼミ終了後は藤田研でツシマヤマネコを観に行きました.

思っていたよりも体が大きく、丸々した印象でした.
その後、いろいろあって民泊先に遅れて到着しました.

民泊先では奥様が美味しい料理をたくさん振る舞って下さりました.お酒が進み過ぎて、翌日は胃が痛くなりました.
対馬では満天の星空が見れ、流れ星も3つも見ることができました.
四日目は、小林さんの研究対象である石屋根の小屋を見て回り、写真を撮りました。

かつて対馬には小屋の多くに石屋根を使っていた集落がありました.現在は使い勝手の悪さや見た目などから減少し続けています.今回の調査で石屋根文化にとても興味を持ちました.これからも小林さんの研究に関わっていけたらいいなと思います.
最終日は、対馬が水揚げ量日本一を誇る名物、穴子を食べに行きました.

穴子のカツ、刺身、天ぷら、煮穴子など同じ穴子でも食感が大きく異なり驚きました.味は言うまでもなく美味しかったです.
合同ゼミや研究室のメンバーの研究をみんなで行うことで、自分の研究だけでなく、広い視野で考えたり、行動できるようになったように思えます.
このような機会に恵まれて改めて藤田研で良かったと思います.
10月、11月が研究の山場です.季節の変わり目ですのでみなさんもお体には十分お気を付け下さい.